2016/03/18

2月に観た・読んだ作品


・3丁目6番地のオズの魔法使い(キャプテンチンパンジー)








・キキに出会った人びと(角野栄子 作)


「魔女の宅急便」シリーズに登場する多彩な脇役たちが語る、 物語の向こうの物語。

◯ソノちゃんがおソノさんになったわけ
◯コリコ町長の思い出 ぽつりぽつり 
 1.ウスノさん一家のこと
 2.灰色猫       
◯ヨモギさんに起きたこと      
◯写真集『世界は青空に抱かれて』  
  あとがき――トルオ・パシャン 




リシアさんが旅立ちを迎えたはなし。

秋葉原の私設図書館、シャッツキステのメイドさんであったリシアさんが先日旅立ちを迎えました。

リシアさんとの出会いは、リシアさんがシャッツキステでお給仕をするようになる前のこと。シャッツキステの姉妹店としてまた別のオーナーによってオープンした「フォーゲットミーノット」という勿忘草の花の名前を掲げたお店で一緒にお給仕をしていたメイド仲間だったのでした。


まだ採用が決まってもいないオープン前、店舗の内装をしていた段階から、一緒に床や壁を塗ったり鑢をかけたりたり…。採用が決まり、オープンした後もシフトは一番ペアになることが多く、リシアさんとあの空間でお客様をお迎えする時間が、私は本当に楽しくて大好きでした。ほんとにいつも笑いが絶えなかった。


閉店の危機を感じ始めた頃、図書館の総メイド長様が助けの手を差し伸べてくださって、もう一人の敬愛するメンバーユーリさんと3人で、お休みまで使ってマニュアルを作ったりミーティングをして必死で立て直しを図ったり…そんなこともありました。残念ながら実際お店が存在した時間は短かったけれど、あの景色はとても濃厚な時間を過ごした中であの9人(最後につぼみさんが入ったので8+1)だったからこその奇跡だったし、そんな中でも私にとって優しく誠実でユーモアいっぱいの彼女の存在はかけがえのないものでした。



その後私は花屋で培ったメイドの心はそのままに、クリエイター活動をメインに月玉子ののことしてささやかに作品を作りながら今日まで来ました。一方彼女は図書館へ場所を移し、メイドとして立ち続けてきました。


最初は、メイド姿のリシアさんの写真や情報をtwitterなどで見かけるたびに、(なんで隣にいるのが私じゃないのだ!!!)とやきもちを焼いて直視できず(しかし光の速さで保存する)、会いに行きたいけど「お客さんとして」という距離を実感したくなくてずっと行けなかったりしました(泣) プライベートでしょっちゅう会ってるじゃない…?と言われても、メイドとして一緒に居るのとは別なのです…(泣)なので、リシアさんと一緒に写ってた他のメイドさんには大っっっっ変申し訳ないのですが、保存した画像に私の顔をはめたクソコラを作るなどをして気を紛らわしたりしていました。


クッキーverです。



(…ほんとに気持ち悪いですね。誰かに怒られそう。でもじぇったい謝らないんだからね…!!!!!!(´;ω;`)すん)



しかしそんな私もこの3年で多少は成長して…(?)

最後の見納めにと「夜話」というイベントにこっそりお客さんとして参加できるくらいになりました。そこには素敵な仲間のメイドさんたち、朗らかな笑顔で過ごす旅人さん(このお店ではお客様をそう呼びます)たちに囲まれる彼女の姿があって、一番後ろの隅っこで眺めながら、私はとてもうれしくなりました。帰り際、私が花の名前であった頃を覚えていてくださっている旅人さんがお声がけくださって、少しお話ししながら、(あぁ、リシアさん愛されてるなあ、誠実に仕えてきた心が伝わっているんだなあよかったなあ。)としみじみ思いました。



庭師さんのもとお花屋さんをメイド8人で始めたところからこの時まで、振り返れば本当に色々な変化や乗り越えてきたことがあったことを、元メンバーとして、また、友人として、今回のリシアさんの卒業は、ほんとにほんとに感慨深くて、私の中で花屋の歴史もついに幕を下ろしたような、そんな気持ちになっています。



これからも私たちの関係は続いてゆくし、お互いの夢も続いてゆくけれど、
メイドのリシアさんへ。たくさんの思い出をありがとう。本当におつかれさまでした。








ネモより。